家庭料理技能検定「料検」 公式サイト

合格者の声

小・中学生の合格者の声を掲載しています。

2018年度 第2回 5級 荒川区立尾久西小学校2年 川良 日菜さん

 わたしが料検をうけたきっかけは、学校で料検のお手紙をもらってやってみたいと思ったからです。なぜならわたしはお料理にとてもきょうみがあり、お母さんのお手つだいをするのがすきなことと小学一年生からお料理クラブにかよっていて、もっとお料理について知りたいと思ったからです。
 公式ガイドを読んで、れんしゅう問だいをといたり、お母さんに問だいを出してもらったりしましていっしょうけんめいおべん強しておぼえました。
 料検をうけてよかったことは、五大えいようそや体の中でのはたらきや三食しょく品ぐん、バランスのよいしょくじ、ほうちょうのぶいのなまえがあることなどについて知ることができたことです。
 合格カードを手にした時はとってもうれしかったです。つぎは、4きゅうめざしてがんばりたいです。

2018年度 第2回 4級 日光市立大沢中学校1年 新村 青空さん

 私は料理をすることが大好きで、よく母の食事の支度を手伝ったり、行事の時はお菓子作りをしたりします。最近は私がちょっとしたおかずを作ることも多くあります。しかし、実際にキッチンに立ち、レシピを見ながら料理を作り始めると、見慣れない料理用語が出てきたり、よくわからないところが出てきたりします。それで、私は料理が好きでも基本が身についていないと意味がないと感じるようになりました。
 そんなとき、部活の先輩や仲間たちが「料検」を受けたことを知り、私も料理の基本を知るために受験を決めました。勉強では料理の基本だけでなく、食事のマナーなど細かい分まで知ることができて、毎日勉強を進めていくことが楽しかったです。そして、受験後合格カードを受け取った時は、達成感を感じました。
 これからは、この受験をきっかけに料理についてもっと知りたいと思いました。さらに上の級の取得を目指し、勉強を続けていきたいと思います。

2018年度 第1回 3級 神戸市立兵庫中学校3年 竹中 亜弥さん

 「こんな検定あるけど受けてみる?」と家庭科部の顧問の先生に言われたことがきっかけで料検を受験しました。先生から料検の公式ガイドを見せてもらったときに、普段から料理はしているけれど、栄養素やくわしい調理方法は知らなかったので、料理について色々なことが学べるよい機会だと思い勉強を始めました。部活のときに、先生からの説明を聞いたり、家で過去問を解いたりして受験対策をしました。
 実技試験では、基礎技術や調理技術の練習を家で何度か取り組み、無事合格することができました。合格発表ではあまり実感がわきませんでしたが、合格カードをもらい、合格した実感がわきました。
 料検を受験したことで、調理の知識を深めることができました。食中毒の勉強はとても役に立ち、家族に教えてあげることもできたので、料検を受けて良かったなと思いました。

成績優秀者表彰をされた方々の声を掲載しています。

食を通じて病気の治療や予防に携わりたい

平成29年度 料検準1級 文部科学大臣賞 時田 綾乃さん(大阪府)

「食事を通じて病気の治療や予防に携わりたい」と私は管理栄養士を目指しました。勉強を進める中で、調理が栄養素の摂取量だけでなく、食べやすさにも大きく影響していることを知り、各人に適した食卓を提供するために必要な調理技術を磨きたいと考え、家庭料理検定を受験しました。受験前は料理が苦手でりんごの皮むき、チャーハンも満足に作れませんでした。実技試験の基礎技術は毎日集中できる数分だけ、調理技術は休日に集中的に練習しました。練習したくないと思う日も多々ありましたが、少しずつ積み重ねてきたことで徐々に上達し、今の調理の技術が身についたのだと思います。献立作成や調理にはまだ苦手意識がありますので、短時間で献立を組み立てる必要のあるお弁当を作ることで克服できたらと思い、日々奮闘しています。今までは自分のために調理の技術を磨いてきましたが、これからは食べた人誰もが「笑顔になれる料理」を作れるよう、練習と勉強を続けていきたいと思っています。

対応力を身につけるために

平成29年度 料検準1級 優良賞 梶原 香子さん(埼玉県)

私は1年前から料理代行の仕事をしています。専門学校在学中に家庭料理検定3級を取得しましたが、もう一度基本を思い出したいと準1級に挑戦しました。受験のために対策講座を受講し、公式ガイドを何度も勉強し、実技は包丁の研ぎ方からやり直して繰り返し練習しました。学生時代に戻ったような一生懸命さだったと思います。 仕事では技術だけでなく、お客様の都合に合わせて様々な対応力が求められます。1つの料理を作るにしても、大量に作る場合、材料が足りない時の代用、保存性を持たせたい場合、減塩でかつ美味しい料理などなど…。そのためには調理科学の知識が必須です。また四群点数法の献立問題も普段メニューを考えるのに大変参考になりました。私は日常の食事こそ最も大切だと思っています。自信を持ってお客様の健康を守り、日常を支えるこの仕事が出来るよう、さらなる知識と技術の向上を目指し、今後は1級に挑戦したいと思います。

食生活を豊かにできる栄養士になるために

平成29年度 料検2級 全国検定振興機構理事長賞 山本 豊実さん(愛知県)

専門学校に入学して数か月が経ち、就職に向けて自分のアピールポイントとなるものが欲しいと思っていた時に、学校から家庭料理検定受験の案内がありました。検定や資格試験の選択肢は他にもある中、料検を受験しようと思った理由は、授業で学んでいること総合的に習得でき、なおかつ栄養士に必須である調理力を向上させられると思ったからです。筆記試験の勉強では、まだ授業で扱っていない範囲も多く苦労しました。テキストを活用したり、この検定に合格された方に質問したりして、自分なりにまとめたノートを作り、知識の定着をはかりました。また、実技試験の練習では学校での模擬試験以外にも、家で食事を作る際に試験と同じ条件で時間を計ったり、でき上がったものを皿に盛りつけたりしてみました。繰り返し練習することで、基礎的な調理の技術に対する一定の自身を得ることができたように思います。今回、2級に合格し、就職活動をする上でも、栄養士として仕事をする上でも、自分の強みとなりました。これを活かし、食生活を豊かにできる栄養士を目指したいと思います。
以下の合格者の声は、第30回までの審査基準で合格をされた方々であることをご承知ください。

料理のできる管理栄養士を目指して

平成28年度 料検1級 文部科学大臣賞 高橋 幸子さん(福島県)

私は管理栄養士として仕事をしていますが、学生時代に聞いた「今の栄養士は料理ができない」という言葉が忘れられません。日々、食と関わる中で、「私は違う。料理ができる。」と言える自信が持てず、料理ができるという証になればと1級にチャレンジしました。幅広い知識と技術が求められるため、まずは対策講座を受講しました。試験のポイントや実際に調理工程を見ることができ、その後の勉強・練習に役立ちました。短時間でできる基礎実技のかつらむき、せん切りは毎日、指定調理や松花堂弁当は休日に集中して練習しました。彩り、切り方、バランス、味、時間など試行錯誤の日々でした。練習を始めた頃は、合格はほど遠く感じましたが、繰り返し練習することで、徐々に成長していることを感じると同時に、料理の楽しさを改めて感じました。料検で身につけた知識と技術を仕事や生活に活かし、料理のできる管理栄養士として、おいしく体に良い料理を伝えていきたいと思います。

『教えること』に自信を

平成28年度 料検3級 文部科学大臣賞 阿部 美歩さん(埼玉県)

高校の家庭科教諭として働いています。縁あってこの一年は調理師専門学校へ通うこととなり、学内で行うこの検定を受けることになりました。家庭科教諭ということで落ちるわけにはいかないというプレッシャーのもと、毎日料検ドリルと過去問題に取り組みました。実技の包丁法などはミリ単位まで考えて練習しました。今回の3級の領域はちょうど高校生に教えるべき内容と同程度の内容であったため、非常に役に立つものでした。理論に基づいた調理学(調味パーセント)、栄養学(四群点数法)、食品学など幅広い知識と技術の再構築が出来たので、自分の中での自信に繋がりました。これからの社会を支えていく高校生に、食に対する確かな知識と技術を伝達することで、食育の重要性をしっかりと伝えていくことが使命と感じております。

将来の夢にむけて

平成28年度 料検4級 家庭料理技能検定会長賞 渡邉 雛美さん(三重県)

調理に関する検定などは専門学校へ行かないと受けられないのかなと興味をもち、本で調べてみたことが料検を受けたきっかけでした。いろいろな検定の中で料検は、検定に初挑戦の私にはピッタリでした。私の勉強法はまず過去問題を解く!ということです。普段から行っていることを考えながら解き、見慣れない言葉は調べていきました。この検定を受けてから中学校の家庭科がはじまりました。1年生は食物なので料検の知識が役に立って自信がつき、調理実習では中心となって肉の取りあつかい方や、段取りを教えたりしました。今度の調理実習はりんごの皮むきのテストもあるので料検でやったことを活かしていきたいと思います。将来の夢は仲居になることなので、それに向けて3級・2級・1級と計画的に進み、必要な知識を身につけていくことが今の私の目標です。

自信を持って働くために

平成26年度 料検1級 文部科学大臣賞 中摩 慶子さん(千葉県)

料検を受験した理由は、社会に出て自信を持って管理栄養士だと名乗れないことがあったからです。周囲の人にとって管理栄養士という資格の認識は料理のできる人という前提からなっており、知識はあっても料理で表現できなければ、周りからの信頼は得られないのだと知り、個人の感覚だけではない、理論に基づいた調理技術を磨くために、1級合格を目指しました。1級に合格するため、特に実技試験は料理の味はもちろん、盛り付けや彩り、季節感、食感、栄養学的視点等配慮すべき点が多々あります。それは自分には高すぎる壁と思えるときもありました。しかし、乗り越えて見えたものは、丁寧な切り方や調味パーセントなど、学生時代に学んできたことが仕上がりに違いを出す重要な要素であるということでした。また、その差に気づくようになって、料理を作ることが今まで以上に楽しくなりました。この受賞を機に、身につけた技術を活かしながら、自分自身の料理の幅を広げていきたいと思っています。

自分を成長させる検定

平成26年度 料検3級 文部科学大臣賞 近藤 ちかこさん(愛知県)

就職活動の強みを持ちたい、料理の腕を上げたいと思って料検を受験しました。受験対策にはテキストと過去問題集、そして対策DVDを活用しました。合格の秘訣は、日々学習して、練習を繰り返すことだと思います。私は過去問題集を繰り返し解き、解答解説にマーカーを引き、ポイントをまとめたりして学習しました。また、外出先にも必ず過去問題集の解答解説を持ち歩き、目を通すようにしていました。基礎実技の課題は時間を計りながら毎日練習しました。現在、管理栄養士を目指して大学に通っていますが、今回の料検受験は就職活動に強みを得られたことだけでなく、今まで自分に欠けていた深い知識と実践力を身につけることが出来ました。その結果、以前よりも楽しく、スムーズに健康的な料理を作ることが出来るようになりました。今後は料理の楽しさを再発見するためにもさらに努力を重ね、学び続けたいと思います。

還暦を過ぎての挑戦

平成26年度 料検3・4級 全国検定振興機構理事長賞 門田 律子さん(愛媛県)

私は現在、介護士として障害者施設に勤めており、料理をすることもよくあります。この検定を受験する直接のきっかけは職場の若い職員さんたちから料理のことをよく質問され、わかりやすく説明することの難しさを知ったからです。仕事を持ち、趣味も多く多忙な私ですが、60歳を過ぎてから女子栄養大学の社会通信教育を受講し、終了することができました。今回、検定も初めての挑戦で不安でしたが、学習ガイドの内容を小さなノートにまとめていくうちに頭の中が整理されていき、合格できました。受験して良かったことは、今まで何気なくやっていたことが以前より理論的に理解できるようになったことです。昨今のあふれる情報の中で、食を守るため、基本をふまえた料検の役割は大きいと感じました。おいしくバランスよく食べて、みんなが笑顔になることで周りが少しずつ変わるよう、これからも家族、職場、地域でお役に立てればと思います。

調理力と幅広い知識を実践できる食のスペシャリスト

平成25年度 料検2級 日本技能検定協会連合会会長賞 玉置 祥子さん(愛知県)

現在、栄養士養成施設校の実習助手を務めています。食のスペシャリストとして、経験だけでなく、理論に裏付けされた調理技術と知識を身につけたいと考え、料検2級を受験しました。栄養計算上どれだけ優れた献立であっても、美味しく食べてもらえなければ健康を支える食事とは言えないと考えています。テキストと過去問題集で学習し、合格対策講座を受講して受験に備えました。特に過去問題は6 年分を4 級から2 級まで繰り返し解き、基礎知識の幅を広げることに務めました。基礎実技はタイマー片手に基礎の包丁操作を繰り返し練習し、献立調理は作ったものを実際に食べて評価してもらうことの積み重ねでした。指導にあたっている学生と一緒に受験することのプレッシャーもありましたが、合格してそのうえ受賞することができ、指導にも自信が持てるようになりました。今後は、実践を通して調理力と知識に一層磨きをかけ、料検1 級合格を目指し、更に努力したいと思います。

将来に活かす検定

平成25年度 料検3・4級 文部科学大臣賞 馬場 洋介さん(新潟県)

学校に貼ってあったポスターを見て、『就職活動に有利になるかな』と思ったことが料検を受験したきっかけでした。企業に対して、調理技術の基本的な能力があるということの客観的な証明になると思いました。筆記試験の受験勉強は、家庭料理技能検定学習ガイドを読み込み、その後に過去問題を3年分やることで備えました。実技試験に関しては不安があったので、女子栄養大学主催の合格対策講座を受講しました。調理のコツを細かく教えて下さったので、忘れないように自宅で何度も練習しました。合格の秘訣は、やはりコツコツ毎日勉強することだと思います。私は今、栄養士の専門学校に通っていますが、賞を頂いたことで皆に料理検定を知ってもらうきっかけになりました。これを機に食を大切にする仲間をさらに増やしていきたいと思います。そして今後は、地域に根差した栄養士を目指して、さらに学習を積み重ねていきたいと思います。

食事作りの原点は「栄養家計簿」

平成25年度 料検1級 家庭料理技能検定会長賞 村田 勲さん(東京都)

料理を始めたきっかけは、単身赴任でした。単身赴任生活を始めるにあたって、健康を考慮し自分で食事を作り、毎日の食事内容のチェック、管理をしたいと考えました。その時出会ったのが「栄養家計簿」です。毎日購入した材料を「栄養家計簿」にもとづいた4つのグループに分けて記入し、週末には、1週間の食事内容に栄養面で過不足がないかチェックしました。そのお陰で、4年6ヶ月の単身赴任中、健康面の問題もなく元気に過ごせました。単身赴任が終わっても、折角覚えた料理なので続けることとして、今は週4日夕食を作っています。バランスの良い献立になるよう心掛けています。食事作りの実践を通して家庭料理技能検定の受験を考え、「家庭料理技能検定テキスト4・3級」「通信教育」で合格対策を練りました。「栄養家計簿」との出会いが食事作りの原点です。更に、ステップアップをしていきたいと思っています。

検定に挑戦して

平成24年度 料検1級 日本技能検定協会連合会会長賞 佐藤 啓子さん(北海道)

「食」について学び、いずれ調理のできる人間としてボランティアに携わろうと考え、定年退職後二年制の調理師学校に入学しました。二年に進級し若い同級生が就職への希望を語る中、就職は不可と物足りなく思っていた時にネットで「家庭料理技能検定」を知りました。履歴書に記載できる資格であって、学校の勉強を深めたり、包丁の練習にもなると思い挑戦しました。参考書で四級から学習を始めましたが一級の学科の難しさは過去問題を練習してもなかなか理解できず、また、四群点数法による二週間の食事計画の作成は特に大変でした。学校の前期試験とも重なり受験を後悔したこともありましたが、挑戦する気持ちが大切であると考え直しました。将来は「食」を通した経験を積み、活動する道を探っていきたいと思います。

実践を積み重ねていくことの大切さを学ぶ

平成24年度 料検2級 日本技能検定協会連合会会長賞 穐本 加奈子さん(三重)

「栄養学の視点から人々の健康づくりに貢献したい」という私の想いと共通するものを感じ、指導者レベルの2級を受験しました。毎日テキストを参考に分からないことは図書館で調べたり先生に質問をしたり、積極的に取り組みました。実技は包丁を丁寧に扱い、重量や時間の感覚を体で覚えるよう意識的に取り組みました。バランスの良い食事作りの実践では学ぶことがたくさんあり、同時に課題も見えてきたように思います。人の健康を支えていくために実施されている検定ですから、テキストの内容を覚えるだけではなく、学んだことを実践していくことがとても大切だと感じました。その実践が合格に?がっていくと思います。「指導力のある栄養の専門家」を目指して更に勉強を重ね、将来は食育活動に関わる仕事をしたいと思っています。

将来に活かせるように

平成24年度 料検4級 文部科学大臣奨励賞 三柴 保奈美さん(栃木)

私は管理栄養士を目指しています。大学で「これからの栄養士は調理もできないと一人前ではない」と聞き、普段あまり料理をしない私は、このままでは調理のできない栄養士になりかねないと思い、調理の知識や技術を上げるため料検を受けることを決意しました。受験は初めてだったので、まず雰囲気を知るために4級から挑戦しました。筆記対策は、テキストと過去問題集を中心に行い、過去問は間違えた問題を紙に書き出し、就寝前や通学中の電車などで覚えるようにしました。実技は、タイマーを片手に「丁寧にすばやく」を意識して練習しました。私は練習でできていたことを、本番では焦って失敗してしまうことが多いので、心を落ち着かせて試験に臨みました。今回無事に合格し、さらに文部科学大臣奨励賞をいただくことができてとても嬉しく思います。今後はより上の級を目指していきたいです。

食生活の重要性を伝えていきたい

平成23年度 料検1級 日本技能検定協会連合会会長賞 小山内 美香子さん(東京)

調理師専門学校へ入学後、3年で1級に合格することができ本当に嬉しく思っています。「1級では指導者レベルの到達度も評価します」という先生の言葉にプレッシャーを感じながら、常に「今、強火にしている理由は…」等と確認しながら調理手法を理論的に表現できるよう努めました。また、煮る・焼く・揚げる等の調理法や味付けを工夫しバランスの良い献立を作りつつ、包丁技術の向上を目指しました。食事計画を学び、年齢・活動量等を配慮した食事を提供することの重要性を改めて認識し、今は家族の健康づくりに一層の努力をしています。将来、子育て中の母親に、食事が子どもに与える精神的豊かさを伝えていきたいと思います。

「料理ができる証明書」を手に

平成23年度 料検3・4級 日本技能検定協会連合会会長賞 八田 英里香さん(北海道)

「栄養士は料理できないでしょ?」と聞かれ、「そんなことは無いですよ」とはっきり言えない自分がとてももどかしく嫌でした。給食管理の栄養士として勤務し、厨房の調理員さんや友人、知人からも「忙しいからできなくても仕方ないよね」と言われ、何気ないその言葉が心に引っ掛かった私は、“料理のできる栄養士”になるためにこの検定を受験しました。小学生の頃から家事の手伝いで台所に立っていましたが、初心に帰り包丁扱いの練習に取り組みました。努力の甲斐あってか3級・4級に合格し、受賞することができました。さらに知識と技術を磨き、2級合格を目指すとともに管理栄養士資格取得に向け、日々邁進して行きたと思います。

「料理は科学」、さらに2級1級へ挑戦!

平成23年度 料検3・4級 家庭料理技能検定会長賞 岩﨑 洋司さん(神奈川)

今年、辰年71歳の男ヘルパーで、訪問介護の仕事を続けて丸8年になります。「食べるだけの人」で料理は全くできず、仕事の中でも調理を避けていましたが、介護福祉士を取得後、何とか料理を覚えたいと調理師専門学校の夜間部に通いました。調理師免許も取得し、試行錯誤を繰り返しながらも褒められる家庭料理が作れるようになりました。自分の作る料理が世間の水準のどこにあるのかを確認したいと思った時、偶然、新聞広告で料検を知り、4級・3級を同時受験しました。あまり自信がなかったのですが、会長賞の受賞通知をいただき、驚きと喜びでいっぱいです。これをきっかけに切磋琢磨し、後期高齢者になる前に2級・1級に挑戦してみたくなりました。料検受験で“料理は科学”の持論に自信が持てました。

スクーリングで刺激を受け料検に挑戦

平成22年度 料検2級 家庭料理技能検定会長賞 竹縄 征子さん(千葉)

通信教育「栄養と料理講座」を受講して、スクーリングで講師の先生はじめそこに集う方々からも多くのことを学び、刺激を受けそのひとつが料検挑戦でした。過去問題集と受験準備講習会のテキストを中心に学びました。実技は、提示された課題を通して四群点数法に則った食事作りが身につくよう日々努力しました。アジの三枚おろしは、アジに限らず種々の魚で練習し、時にはなめろうやつみれにせざるを得ない時もあり、大根のかつらむきは赤い大根になることも再三再四。料理が不評のことも…。こんな状態で不安いっぱいでしたが2級に初挑戦。合格の喜びはひとしおでした。資格に恥じないよう、今後も精進いたします。

“料検”を仕事に活かす

平成22年度 料検4級 日本技能検定協会連合会会長賞 多貝 真一さん(千葉)

仕事のスキルアップのため、調理技能・食素材の知識を更に向上させたいと思ったのがきっかけでした。そこで、インターネットで色々検索した結果、文部科学省後援の検定で40年以上の実績がある『家庭料理技能検定』に出会い頑張ってみようと決意しました。まだ娘が小さく家ではあまり時間がないので、仕事の昼休み中にテキストを短時間で集中して読み込み、休日の夜、過去問題集を繰り返し学習しました。短時間・集中・反復の学習法が合格につながったと思います。世の中の節約志向にともなう内食化の流れの中、家庭で、よりおいしく、より簡単に栄養バランスを考えた食事を考えていくには、“食”に対する正しい知識を持つことが不可欠です。今回の学習にて、食育の大切さ、食素材の特性や調理法について多く学ぶことができました。調理技能はまだ向上したく思っているので更に実技が難しくなる3級の合格も目指し頑張ります。

料理の上達を目指して

平成22年度 料検4級 家庭料理技能検定会長賞 山田 由紀乃さん(奈良)

料理が好きだった私は、料理上手な父の影響で幼稚園の頃から料理の手伝いをしていました。次第に一人で料理をすることが多くなりましたが、料理の知識や基本を知らないで、料理の楽しさだけでは上達しないと思い、「家庭料理技能検定」にチャレンジしました。勉強はりんごの皮むきから始まり、最初は全くきれいにむけなかった皮も練習をくり返すうちにだんだん上手くなってきました。そして4級に合格することができ、家庭料理技能検定会長賞もいただくことができました。私はこれを心の支えにし、更に上の級合格を目指していきたいです。

『知る』から『伝える』へ

平成21年度 料検1級 文部科学大臣奨励賞受賞 長洲 敏美さん(東京)

食の勉強を始めたのは主人の病気がきっかけでした。具体的な食事改善方法を模索する中で出会った女子栄養大学の通信講座を通じて私自身の食に関する知識の乏しさに驚くのと同時に、多くの人も私同様ではないかという危機感を持つようになりました。「知るため」に始めた学習が「伝えたい」という気持ちに変わり、昨年は自宅でクッキングサロンを始めました。その背中を押されたのが、今回の検定1 級合格と受賞でした。今後は、皆様が食事により生涯健康に過ごせる為のお手伝いをすることが私の使命と受け止め、より一層努力したいと思います。

栄養士資格に自信をもって…

平成21年度 料検2級 日本技能検定協会連合会会長賞受賞 後藤 文子さん(京都)

私が料検2級の受験を決めたきっかけは栄養士としての就職が決まったことでした。これから調理に携わる仕事をしていく上で必要な知識や調理技術は、料検の受験により身につけたいと思いました。実際に受験勉強を始めてみると、煮物や炒め物の火加減、味加減が難しいことを実感しました。包丁使いを繰り返し練習し、課題の献立を美味しく仕上げるために何度も料理作りをしたことは、とても自分のためになり、目標に向かってやり遂げたという自信にも繋がりました。練習から本番まで料理検定を通じて学んだことを糧に、今後も一層調理の技術を磨いて頑張ろうと思います。

次の目標は2級合格

平成21年度 料検3級 料検4級 日本技能検定協会連合会会長賞受賞 片岡 美紀さん(広島)

中学校教師として生徒たちに調理の実習指導をしているうちに、基礎技術や食品・栄養に関する知識をもっと身につけたいと思い、通信教育で学び始めました。その後、料検を知って自分の力を確認したくなり、検定にチャレンジしました。学ぶにつれて食材の持つパワーや栄養について知り、料理の組み合わせや作り方を工夫するようになりました。仕事でも、献立や調理の手順を考えることが楽しみになり、調理指導に自信が持てるようになりました。食生活への関心がますます高まり、現在、通信教育の専門講座を学びながら、2級合格を目標に料理を楽しむ毎日です。

夢への第一歩

平成20年度 料検1級 文部科学大臣奨励賞受賞 岡本 恵さん(埼玉)

「フードコーディネーターになりたい!」という幼い頃からの夢を実現するために大学に進学しました。調理実習の授業で先生からかつらむきを褒められたことがきっかけとなり、卒業までに “料検”1級を取得することを決意しました。過去問題集やテキストを中心に学習し、特に実技は試験時間を把握しながら、手際よく調理を進める練習をくり返し行いました。受験勉強を通じて得た厳しさや楽しさが合格への気持ちをより一層駆り立て、合格を知った瞬間には感激で涙が止まりませんでした。今後は資格を生かし、夢に向かって一歩一歩進んでいきたいと思います。

“料検”で知った家庭料理の素晴らしさ

平成20年度 料検4級 文部科学大臣奨励賞受賞 瀬戸 恵美さん(三重)

子供達の食の嗜好の偏りをなくしたいとの思いから、栄養の学習をするため女子栄養大学社会通信教育「栄養と料理講座」を受講しました。学習を通じ、健康は食事から成ることを実感した私は、学習の成果を試すため、“料検”を受験しました。受験をきっかけに自分の料理が、ゆっくり丁寧から、綺麗に手際よく出来るようになり、自信が持てるようになりました。また、塩分や糖分控えめでも美味しい料理を作る工夫に驚き、今では家族のために健康を考えた献立作りを楽しんでいます。今後はバランスのとれた家庭料理から得る栄養こそ健康を保つと多くの人々に伝え広めていきたいです。

高齢者の自立の基本は食生活にある

平成20年度 料検4級 家庭料理技能検定会長賞受賞 黒羽 圀夫さん(千葉)

“料検”を受験する以前は、食事はほとんど外食で、自分の好むものばかり摂っていました。そのため、体調が良くない状態が続き、これを是正するためにはどうしたらよいか考えました。何事も基本が大事と思い、正しい包丁の使い方、基本的な一食の作り方等を身につけるため“料検”受験を決めました。受験に備え、通信教育や合格対策講座、過去問題を学習することで、食事作りの楽しさを味わうことが出来るようになり、更に“高齢者の自立の基本は食生活にある”ということを、身をもって知ることが出来たのです。この喜びを身近な人から伝えていきたいと思っています。

健康で活躍できる団塊世代

平成19年度 料検1級 文部科学大臣奨励賞受賞 渡貫 裕さん(東京)

健康上の理由から、バランスの良い食事を学ぶ目的で女子栄養大学社会通信教育を始めました。講座が終了するころには栄養の勉強が楽しくなり、勉強の成果を確認するために、“料検”を受験しました。最初に挑戦した3級の結果は実技不合格。これをきっかけに一念発起し、翌年には3級、2級に合格。全力で挑んだ1級は四回目の受験で合格できました。合格証を見た時にはホッとしたと同時に、諦めず挑戦し続けて本当に良かったと思いました。団塊世代の私は、定年後に打ち込めるものを持っていない人が数多くいることを知り驚きました。今回の経験をもとに、魅力ある料理の世界を通じ、いろいろな事に挑戦できることを同世代の人たちに伝える活動をしていきたいと思います。

“料検”より学んだこと

平成19年度 料検3級 文部科学大臣奨励賞受賞 湯浅 友紀子さん(静岡)

もともと料理が苦手であった私ですが、毎月通う料理教室の先生に勧められ“料検”受験を決意しました。初めはわからないことばかりでしたが、仲間と励ましあって学習ガイドや過去問題集などを勉強しました。学習が進むにつれ、料理の奥深さを感じるようになり、特訓のかいあって“料検”3級に合格。薬剤師として、患者さんに食事、栄養の面について、具体的なアドバイスをできるようになった点が大きなプラスになりました。これからは“料検”で学習したことを生活に生かし、料理についてさらに深く学んでいきたいと思います。

“料検”で家族の健康を守る

平成19年度 料検4級 日本技能検定連合会会長賞受賞 金澤 亜紀さん(東京)

“料検”受験のきっかけは主婦として十数年間やってきた中で、家族の健康を守っていくために、食に対しての知識と技術を今よりもっと向上させたいと思ったからです。そこで、受験対策には歴史がありサポートも万全な香川栄養学園を選びました。通信教育で学びながら、夏の講習会に参加し、過去問題集を繰り返し解いて間違ったところを何度も復習しました。講習会での包丁さばき、調理のコツなど丁寧な指導は実技対策にとても参考になりました。今回、3級、4級と合格できたので、次は2級を目指してがんばりたいと思います。
 
    お問い合わせ
家庭料理技能検定事務局
03-3917-8230
平日9:00-17:00

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